航製暦.190127

今日は、上翼の取付に入ります。

先ずは、塗装前に開口済みの支柱のための下穴をもう一度ピンバイスで浚うことから。

で、胴体と上翼を結ぶ支柱4本をピアノ線を埋め込んで仮組みします。

で、この状態で上翼の位置関係を確認し、支柱の長さと接着面の角度を調整します。

で、大体合いそうなことを確認できたら、スタイロフォームの切れっ端を利用して上翼の位置決めをします。
支柱無しで上翼を所定位置に仮止めできたら、胴体側の支柱4本を仮組します。

支柱の位置は支柱に埋め込んだ0.2mmピアノ線を下穴に差し込むことで決まるはず。

で、4本の支柱を差し込んで、上翼、支柱ともちゃんと位置が決まっていれば瞬着を流し込んで接着します。

しっかり支柱が接着出来たら、上翼の位置決め用に作ったスタイロフォームを外して下翼との支柱を同様に接着していきますが、こちらは仮組みしてOKなら直接瞬着を塗布して支柱と下翼を接着。

上翼側は、ダボピン代わりのピアノ線を所定の下穴に差し込んでから瞬着を流しておきました。

その後、支柱は茶色でリタッチしておきます。

同様に脚柱を接着して組み立て。

車輪のタイヤ部が未塗装だったので、自家調合のタイヤブラックで塗装後接着します。

尾そりは、レジンのパーツが用意されていますが、強度的に不安が有ったので、真鍮線とピアノ線の組み合わせ作り直しておきました。

反りの部分は、支柱部分になる真鍮線を曲げて、その前側に瞬着を盛り、あとはキットのパーツを参考に削り出しで形を整えただけです。

で、張線に入る前にスミ入れを済ませてしまいます。

今回、スミ入れと言っても動翼などに黒のスミを流しただけなのですぐに終了。これで張線に入れます。

先ずは、操作ワイヤーの張線ですが、これはメタルリギングを使用しました。

ラダーのワイヤーは、左右1本ずつ、胴体に開けた下穴に差し込んで接着。

そのままラダーホーンに瞬着を塗り、そこにワイヤーを添わせて瞬着が十分硬化するまで、じっと待つのだぞ・・・と(~_~;)

ラダーの操作ワイヤーができたら次はエレベーターですが、こちらは左右2本ずつワイヤーを接着し、それぞれをエレベータ上面、下面のホーンに接着します・・・・・・が、片翼のエレベーターホーンが最初から欠けていたのよね(~_~;)

幸い、メーカーでもありがちなことと認識しているのか、ホーンのレジンパーツが余分に入っているので、これを所定の位置に接着してからの作業となります。

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接着出来たら、後ろにはみ出したワイヤーをカットして出来上がり。

エルロンのホーンも同様に工作しますが、こちらのホーンは最初から別パーツとなっていました。

操作ワイヤーができたら、次は主翼の張線ですが、こちらは0.2mmのピアノ線を使用。

それぞれの張線に必要な長さを測り、それよりも少し長めにピアノ線を切り出します。

あとは、仮組みしながら少しずつ長さを詰めていき、丁度いい長さになったら上翼下面側だけ接着します。

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で、今日はここまでで時間切れ。

尾翼の張線だけ残っちゃった(~_~;)

 

参考画像。
ご質問あった上翼の仮組みですが、一〇式の画像を撮っていなかったので同様の工作をした三式艦上戦闘機の画像です。

 

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