航製暦.220226

今日は、プロペラ塗装用の治具作りから・・・

今回のノルウェーのスピンナー、この小さなパーツに平行の赤/白/青/白/赤の5本ラインを塗装しないといけないんだけど、マスキングも難しいしフリーハンドでも平行線出すのは難しい・・・

なので、塗装用の治具を作ることにしました。

 

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プロト1

机付近にあったものを適当に組み合わせてみたんだけど・・・・・剛性不足。

黄色いボックス状の物はカッターの刃のケースだったんだけど、ここが柔らかくスピンナーを回転させた時にブレるので没。

 

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プロト2

で、剛性不足部分を金属製に置換。

これならまあまあ使える感じだけど・・・・・今度は僅かだけ刃がブレる(~_~;)

で、思い出したのがサークルカッター。

サークルカッターの刃は短くブレにくそうだったので、この刃を利用することにします。

 

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で、プロト3

刃の位置合わせがしにくい欠点はあるけど、一応実用範囲ですね。

スピンナーには、今までの実験でブレた罫書線を含む数本の罫書線が入っているので、もう一つのスピンナーを組んで本番塗装に入ります。

プロト3の治具で先ずは真ん中の青ラインになることを罫書ます。

この罫書線を利用しして目立てヤスリで青ラインになる所をスジ彫りします。

で、ここで一度スピンナー全体白く塗装し、改めてスジ彫りに入った塗料を目立てヤスリで落とします。

白塗料を落としたら面相筆フリーハンド描き込みとスミ入れの併用で青ラインを入れます。

次は同じプロト3の治具を使って赤ラインを塗る分を罫書ます。

で、初めの方で書いたように罫書位置の位置合わせがしにくいので、赤ラインの罫書位置調整は治具のスピンナー固定部分とスピンナーとの間にワッシャーを噛まし、その枚数で罫書位置を調整しました。

具体的には、最初の青ラインの時はワッシャー3枚。

赤ライン用は、ワッシャ無し、2枚、4枚6枚で罫書線4本を入れ、後は罫書線をガイドにして赤をフリーハンドで塗っています。

スピンナーに塗った塗料は強制乾燥させてからプロペラを塗装。

ペラが塗れたら瞬着で仮止めしていたスピンナー前後を剥がして軸にしていた2mmネジも取り外して、改めてスピンナーを組みなします。

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出来上がったスピンナーは、こんな感じ。

 

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で、今日は捕獲機の方の下面色をSDEカラーのデュンケルゲルプで塗って時間切れ。

このノルウェーのスピンナーが塗れるかどうか心配だったけど、とりあえずは一安心ですね。