航製暦.220929

今日はピラタスの主翼取付から・・・

一応接合部には真鍮のダボを仕込んでいましたが、若干左右の主翼でずれがあるので、もう一度仮組みしてどこを修正するか確認。

結果、右翼はそのまま接着して左翼を後ろにずらすことにしました。

なので、先ずは右翼を接着してしまいますが、早く硬化させたいこともあり、普通のプラ用液体接着剤(タミヤセメント)と瞬着を併用して接着。

この接着した右翼に合わせて左翼のダボ穴を後ろに広げ、仮組みしてOKなら同様に接着します。

この瞬着とプラ用接着剤の併用は先にプラ用接着剤を接着面全体に薄く塗り、1箇所か2箇所ぐらいに瞬着を付けて接着しています。

この方法だと瞬着だけの時のように衝撃に弱くなることもないし、角度などを決めるには所定の位置や角度しっかり手で固定して30秒ぐらい待てば手を放しても角度などが狂わない程度には接着されているので便利です。

で、主翼の接着が出来たら支柱の接着だけど、両端ともイモ付け仕様。しかも胴体側には接着箇所のモールドや罫書も無いし・・・・・・で、キットインストの原寸大図面見て位置を決めると支柱の長さが足りない(~_~;)

原寸図に支柱を合わせると長さは合っているし、主翼の上反角が狂っているようにも見えない。何で?って、よくよく見たら主翼のモールド位置が間違ってた(~_~;)

なので、主翼側のモールドを無視して支柱を接着すれば一件落着ですね。

ちなみにイモ付けだけでは強度的に不安なので接着面の小さい胴体側に0.4mmのピアノ線ダボを通して接着しています。

主翼が接着出来たら尾翼の接着に入ります。

先ずは水平尾翼を擦り合わせして0.4mmのピアノ線でダボピンをセット。

こういう貫通しても良い所は、先に水平尾翼にピアノ線を通す穴を開けて於いて、仮組みした時にその穴からニードルかピンバイスを使って機体側に位置決めのマーキングをしておきます。

あとは、マーキングに合せてピンバイス開口すればOK。

で、今回は垂直部翼側もこの1本のピアノ線で貫通させるつもりなので、軽く擦り合わせした程度で垂直尾翼側にもダボ穴を開口しておきます。

これで各尾翼の位置が決まったので、垂直尾翼の擦り合わせに入りますが・・・・・・全然合ってないな(~_~;)

で、少しずつ擦り合わせしてOKなら接着ですが、途中でダボ穴の長さが足りなくなったので、更にピンバイスで深く彫り直して仮組み、擦り合わせ。

擦り合わせが終わったらプラ用接着剤と瞬着併用で尾翼を接着しました。

垂直尾翼のドーサルフィン先端付近にちょっと隙間ができたので、ここは溶きパテを流し込んでおきました。

次は脚周りの仮組みに入りますが・・・・・・これが結構難物そう(~_~;)

先ずはメインになるV字の脚柱というか支柱ですが、このパーツ平らに整形された左右一体成型のパーツを図面に合わせて曲げろと指示されています。

曲げる部分は、2本並んだ前後支柱の間で曲げることになりますが、そのままでは上手く曲がらなそうなので、目立てヤスリとレザーソーを使って2本の前後支柱の間を切れるちょっと前までスジ彫りの要領で切れ込みを入れて曲げました。

 

実際に曲げると、部分的に隙間ができたので、この2本の支柱の間を胴体との接着面になる側だけ瞬着を流し込んで固めておきました。

瞬着は2回に分けて塗布し、若干支柱面よりも盛上げる感じ硬化させ、硬化後金ヤスリで平らに仕上げたので、胴体との接着面も増えて一石二鳥だったかも。

で、今日は車輪の仮組みで時間切れ。

この脚周り全てイモ付け仕様なので、そのままでは絶対に強度が足りないので一工夫が必要になりますね。